開催レポート

2020年11月14日(土)の開催レポート

日時: 2020年11月14日(土)
第一部 10:00~14:30 「ミュージアムづくり」
第二部 17:00~20:00 「ミュージアムサロン」

会場:代々木公園・Relax食堂 HARAJUKU

国内最大級のソーシャルデザインをテーマにした東京・渋谷の都市フェス「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」(https://social-innovation-week-shibuya.jp/)にあわせて、フィールドミュージアムを開催しました。2年目となる今年は、「ミュージアム3.0:みる→かんじる→つくる」をテーマに、昨年よりも充実の二部構成のプログラムを行いました。

第一部では「いきものマスター」たちと代々木公園でフィールドワークをして、そこで得た発見や感動を伝えるミュージアムを作る、こども・ファミリー向けのワークショップを行いました。そして、夜の第二部はこどもたちのつくったミュージアムを鑑賞しながらミュージアムについて語らう、おとな向けのミュージアムサロンとなりました。

第一部:「ミュージアムづくり」

参加者:22名(3~12歳)
いきものマスター:
河合晴義(LightAnimal)
小林圭介(小林昆虫)
松田直孝(自然教育研究センター)
森健人(路上博物館)
西田拓稔(UDS)

第一部の目標は「代々木公園で見つけた『冬のてがかり』を展示して、一日だけのミュージアムをつくる」。こどもたちは「いきものマスター」と一緒に代々木公園にてフィールドワークを行い、昼食後に一人一人が見つけた『冬のてがかり』の展示をつくり一日だけのミュージアムを完成させました。

代々木公園でのフィールドワークでは、こどもたちは木の根元や草むらの中、土の下などを探索し、昆虫を中心にいきものの痕跡や植物などの『冬のてがかり』を集めました。こどもたちは虫かごと虫取り網を携え、和気あいあいと公園内を探索していました。

昨年と比較してミュージアムづくりに重点を置いた今回は、いきものに詳しいスペシャリストに加えて、博物館などで展示に関わってきたミュージアムのスペシャリストに、「いきものマスター」としてご参加いただきました。こどもたちはマスターたちからミュージアムづくりのヒントや面白い展示をつくる工夫を聞きながら、自分で見つけた『冬のてがかり』について解説カードをつくり、自分の味わった発見や感動を絵や文章で自由に表現して展示してもらいました。

見つけた冬のてがかり

【昆虫】
バッタ
イナゴ
アオマツムシ
クビキリギス
カマキリ
カメムシ
オオトビサシガメ
セグロアシナガバチ
ジョロウグモ
カタツムリ
ダンゴムシ
アキアカネ

【植物】
イチョウの葉
ギンナン
ドングリ

【鳥の羽】
カラスの羽
ツミの羽
ハトの羽 等


第二部:「ミュージアムサロン」

参加人数:7名

プログラム
フィールドミュージアム振り返り:「フィールドミュージアムの理念と今日の振り返り」
トークセッション①:「ムシの話 つかまえる・飼う以外のムシの楽しみ方」小林昆虫×TAKEO
スペシャルトーク:「ホネの話 博物館はもっと面白い」路上博物館
トークセッション②:「イルカの話 世界自然遺産・小笠原のイルカレポート」Light Animal×篠原正典教授(帝京科学大学)

特別展示
デジタル生物 by LightAnimal
イルカとクジラの頭骨(3Dプリントレプリカ) by 路上博物館

ショップ
TAKEO
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第二部では、こどもたちのつくったミュージアムを鑑賞しながらミュージアムについて語らうおとな向けミュージアムサロンを開催しました。第一部にて活躍していただいた「いきものマスター」のみなさまを中心に、ミュージアムや、イルカやムシにまつわるトークセッションを展開していただきました。

協力

LightAnimal
小林昆虫
TAKEO
一般社団法人路上博物館
自然教育研究センター
ANTCICADA
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ちゃぶダイブ

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